Color Theory
【色彩のちから】

ゲーテの色彩論によると
「色彩は光の行為であり、受苦である」
と述べてます。
「光」が地球上に働きかける事によって
「色彩」を感じる事ができる。
相対的に「闇」の中では
「色彩」を感じる事ができない。
「闇」もまた「光」の行為であり
制約を受けることを「受苦」と言いました。
「光」と「闇」という相対(分極性)する中で
「色彩」は自由になり、自然的法則であり
どの様な出来事にも
通じる事なのでしょう。
ゲーテは「色彩」と言う自然を見つめ
その現象を観察する事で得られるものを
「色彩論」で語ってます。
「色」の無い空間、時間が無いように
「人」にもイメージカラーが存在します。

イメージカラーひとつで
元気になったり、集中力が増したり
癒されたり、リラックスしたりなど
外的、内的な影響が多大にあると思います。

建築においての色の持つちから
重要性を大切にしていきたい。
〔YAKENA〕